2006年12月のコメント
12月になって、今年も最後の締めくくりのクリスマスメニューが滑り出しました。
レッスンの企画をして、時に何回もレストランに食べに行って、試作を何度もやって、レシピを作り上げ、お材料の仕込み・テーブルセッティング・器・盛り付け・時間の配分など、毎月新しいクラスのメニューを出します。
それが生徒さんに喜んで頂けた時は大きな充実感を感じて、また来月のメニューを何を作っていくか次の目標に走り出します。
お教室を始めて、16回目の最新のクリスマスメニューを、ミルフコース・ウィークデーコースで出します。ボルシチはウクライナの伝統料理ですが、ビーツを使う煮込み料理で思ったよりさっぱりとしていてサワークリームを落として食べます。
これをメインに、前菜はタコと水菜のはりはりシーザーサラダ・ツナとアボカドの生春巻き・車海老とホタテの生ハム巻きフリット・デザートはラズベリー、ブルーベリー、ストロベリー、キウイやアップルのフルーツを沢山のせたアーモンド風味のタルトを1人1個お持ち帰りです。
ニューヨークのレストランのインターナショナルのヒュージョンメニューのイメージでビレロイヨッホの真っ白な器とカトラリーグラスで出します。テーブルセッティングも器の白に合わせて白を基調にしました。
こんな風にお料理などの説明を載せたり、写真を載せるとこのお教室がとってもセレブな教室に思えるそうです。HPを見た人が、敷居の高い教室の様に思っていらっしゃると聞きました。先日も体験レッスンにいらした方がどんなハイソな教室で自分はなじめるかなど、心配されていらしたようですが実際いらしてみると、アットホームでお料理も家で簡単に出来る様に工夫されていて、その心配は全く無かったとおしゃってました。
皆さんのこんなお料理をこんな味で作ってみたいと言う、リクエストに答えつつ作りあげてきたレシピばかりです。だから永久保存してこの味はご自分の宝物にして下さる人が多いですね。
私はますますクラスが増えて沢山のメニューを今回のクリスマスでも出しますので楽しみにしていて下さい。もちろんどのクラスもおいしいですよ。
さて今年は、リクエストに答えて、もうひとつおせち直前講座を30日に設けました。お正月にそのまま召し上がって頂ける様にお重につめて頂くか、持ち帰りでご自宅で盛り付けて下さい。かなりの希望があり、2講座にしましたが私自身も初めての企画ですがよい内容にしたいと思ってます。みなさんが槻谷先生だからきっと期待を裏切らないだろうという期待を裏切らない様色々内容を練ってますので宜しくお願いします。
出版資料の為のアンケートをかいて頂いて有難うございます。皆さんの感想が聞けて今後のレッスンの私自身の参考にもなりました。特に中華・和食が人気があったみたいです。今年何回か出して好評だった「槻谷さんちの簡単おいしいシリーズ」、来年も取り組んで行きたいと思います。作る事食べてもらう事喜んでもらう事の楽しさを味わって下さって、お料理上手と呼ばれて下さい。私はお料理上手で輝く人を作る幸せを生きがいにしていますから。
槻谷寛子
【Aコース】
・ビーフシチュー
・牡蠣のベーコン巻き
・グリーンサラダ
・フルーツケーキ
【おもてなしAコース】
・鴨のオレンジソース
・白身魚のテリーヌ
・コンソメオリジネール
・ホワイトクリスマスケーキ
【おもてなしBコース】
・ゼリーサラダ
・ロブスターのテルミドール
・牛肉のプロシェット
・パン・ド・ジェーヌ
【ミルフコース】
・ボルシチ
・タコと水菜のシーザーサラダ
・まぐろとアボカドの生春巻き
・タルト・オー・フリュイ