2007年10月のコメント
8月にあるインターネット上の出版サイドから、ご連絡がありまして「お料理上達の秘訣」の本を作る事になり、いままで600以上のレシピを作るうえで私なりに「このレシピにはだからこうして」のノウハウをまとめてみることにしました。
確かに私のレッスンの中でこのお料理は「1番こうして、2番こうして、3番こうして。」だけでなく「ここではこのような意味があるのでこうして下さい。」、「こうしたらこれまでの失敗がこれをすることによってうまくいくのよ。」などなるべく伝えようと毎回テンションの高いレッスンになっています。
その上達秘訣本と、お教室で好評の家庭料理の定番料理を、動画に取ってレッスンに通えない方や男性の方などに通信講座として、流すことになり撮影を始めているところです。
リアルタイムで作りながら講習をしながら同じ時間で作っていきます。何回か撮影をしましたが、カメラに向かって作るのは、1人舞台でなかなか大変です。私の家庭料理は同じ食材、同じ調味料を使っていままで食べてた味とどうしてこんなに違うのだろうと、差の出る秘密が沢山あり、そのポイントをしっかりお伝えしたいと思ってます。
このサイトからもリンク出来る様にしますのでどうぞ見て下さい。その時はあらためてお伝えします。
9月の下旬からまたニューヨークに行きます。お教室の生徒さん3人と一緒ですので2年前の研修旅行から、2回目の研修旅行ということになりますか。MOMA近代美術館の隣の「モダン」という人気のレストランに行く予定です。ニューヨークでは最先端のレストランでニューフレンチにジャパンが入った様な素敵なメニューが味わえます。
美術館のお庭を眺めながら沢山の新メニューのヒントを頂いて来ますね。また、今回はブルックリンにあるポーランド料理のレストランにも行く予定です。それと同時に食材や調味料を見るのをたのしみにしてます。世界の文化の集まる所だけにお勉強材料がぎっしりです。
さて、4月から始めましたプライマリー(入門)コースがとても好評です。包丁もまな板も初めてという人に向けての内容です。2人分と作りやすい分量で炒め物など2人で組んで作ってもらいます。お野菜の切り方やお肉、お魚の下味など丁寧でありながら、時間をかけない合理的な方法をご指導してます。
とにかくお料理をする事の楽しさを味わってもらおうと思ってます。先日も体験レッスンにいらした人が、「前に通っていたお教室は人数も多くて、ほとんど出来上がっているものを合わせるだけ、しかも少しでも遅れると洗い物係になってしまって結局何にも覚えずじまいでした。」とお話されていました。
1人ずつ包丁・まな板を使って切り方のこつなどから始めますので、かなり覚えて頂けることと思います。今回はプライマリーコースのレッスン風景をご紹介しますね。
どうもこのお教室が敷居の高いセレブ系とHPを見て思っている方が多いと聞きます。先日もそう思いながら、体験をされた方が 「全然思っていた感じとは違ってアットホームで楽しいお教室なので、安心しました。」 とすぐに入会されました。生徒さんにとって良い内容である事を1番に考えてご指導してます。どうぞ一回直接私とお話下されば、色々お伝え出来ますので、メール・お電話下さいね。お待ちしてます。(ただし10月4日まではニューヨークに行ってます。)
10月は秋らしい食材を使って季節感あふれるメニューが満載。 1回に絞りきれずに、2回3回と受講される方が何人もいます。お待ちしてますから、宜しくお願いします。
槻谷寛子
【家庭料理月1回クラス】
Aコース
・豚肉の生姜焼き
・マカロニサラダ
・けんちん汁
・小松菜の煮びたし
・パンプディング
【おもてなしAコース】
・鯖の棒寿司
・養老揚げ
・江戸風炊き合わせ
・海老しんじょの吸い物
・栗の渋皮煮
【おもてなしBコース】
・ひらめの昆布しめ
・懐石の味噌汁
・松茸と白身魚のしんじょ
・かますの焼き物
・蓮根だんご
・生姜の小吸
・車海老とししとう
・秋明菊
・薄茶
【ミルフコース ウィークデーコース】
・フライパンビビンバ
・ボイルホタテの五目黒酢あん
・白菜のクリーム煮
・栗のクリームどら焼き
【プライマリーコース プライマリー】
・魚の鍋照りと野菜のちぢみ添え
・小松菜と油揚げの味噌汁
・トマトのサラダ