2007年1月のコメント

椰子の葉にお肉を包んで煮込んだ「ラウラウ」という料理です
椰子の葉にお肉を包んで煮込んだ「ラウラウ」という料理です
ニューヨークの友達がレストランを開くときは、私のレシピを指導する約束をしています
ニューヨークの友達がレストランを開くときは、私のレシピを指導する約束をしています

新しい年を如何お迎えですか。「1年が過ぎるのは本当に早いものですね。」との挨拶が1月のレッスンの時に必ず出る言葉の様に思います。たぶん今年も出ることでしょう。


昨年は私にとって忙しさに拍車をかけた1年でした。そしてとても充実してました。1ヶ月の半分ずつをニューヨークと日本を行ったり来たりで、お陰で飛行機の中で眠る術をマスターし時差ぼけ攻略法も身につけました。


15年間のお料理教室を続けてきた中で本当に様々な事がありました。仕事で留守がちな主人を支える主婦と子育てをするだけでも大変だったように思うけど、それに加えて教室を立ち上げて独立させ1日24時間をどう合理的に時間をやりくりし、レシピを作り上げレッスンを展開することできるか、毎月の課題でした。


壁にぶつかって乗り越えなければならない時私には成長があった様に思います。たぶん主婦だけしてきたら今のような考え方や生き方はできなかったでしょう。


多くの人に出会ったり、生き方や考え方を聞く事も楽しみです。海外の友達とも言葉以上にお料理がわたしの気持ちを伝えてくれましたね。「You are unique.」とアメリカ的な、「あなたにしか持っていない個性や自分を持っている。」とても積極的なお褒め言葉で、他人にも認めてもらえる様になれたことはもちろんお料理を教えていく中で、自ら育んできたことで、沢山味わった苦労も栄養剤だったかもしれません。


去年何人かの卒業生が何年か振りにレッスンに参加してくれました。私にとっては妹みたいな娘みたいな気持ちでいるので、赤ちゃんを連れて参加された方には赤ちゃんをおんぶしていっしょに作りました。


そして男性の生徒さんが6~7人に増えました。どの方にお会いするのも楽しみですし、皆さん全員に沢山の収穫を差し上げたいと毎回思ってます。今年も幸せな時間だと感じていただけるレッスン展開をめざします。


さて、1月は家庭料理ではおいしいおでんを作るコツや具沢山で桜海老が決め手のひじきご飯などをご紹介するほか、アジアンテイストを各コース作ります。どうぞ今年も宜しくお願いします。


                                 槻谷寛子

【Aコース】

・おでん

・青魚の酢の物

・ひじきご飯

・アイスボックスクッキー

【おもてなしAコース】

・生春巻き(ゴイ グォン)

・麻婆春雨

・青梗菜のクリーム煮

・フィナンシェ

【おもてなしBコース】

・トムヤンクン

・ナシゴレン

・牛肉のピリ辛炒め

・帆立貝のフリットチリソース添え

・かぼちゃのココナッツミルク煮

【ミルフコース】

・パインリブ煮

・青パパイヤと牛肉のサラダ

・稲庭うどんのパッタイ

・ストロベリーシャルロット